先日、八幡平市へ視察に行ってきました。
きっかけは、岩手日報に載っていた八幡平市の企業組合「八幡平地熱活用プロジェクト」さん
についての記事でした。
「同市内に豊富に湧き出る温泉を活用した低コストのマッシュルーム栽培と馬ふん堆肥作り
事業を始める。第1次産業の活性化と観光地づくりを目指す取り組みで、新しいビジネスモ
デルとして注目を集めそうだ。」 岩手日報 2014/12/28 掲載
(写真左:マッシュルーム棟、右:馬)
実際行ってみて、組合の代表の船越さんの馬への愛情と、競走馬の引退後の現状をなん
とかしたいというまっすぐな思い、そして素敵な人柄を感じました。
いろいろお話を伺った中で、馬ふん堆肥についてちょっと紹介してみようと思います。
馬は草食動物なので、ふんの臭いが薄く、堆肥にすると全く臭いがないそうです。また、
堆肥を作る際の発酵温度70~80度で雑菌が死滅すること、馬はO-157などの病原菌が
体内にいない動物だということから、堆肥を使って作った農作物は安心・安全だとのこと
でした。
重さも軽い馬ふん堆肥、いろいろ活かせそうです。堆肥としてではなく、そのまま土として
プランターに入れて野菜を育てることもできるとのこと。
マッシュルームも馬ふん堆肥で作っているそうです。出荷まであと1週間くらいとのことです。
馬ふん堆肥、マッシュルームに興味を持たれた方は、是非「八幡平地熱活用プロジェクト」さんへ
お問合わせください~!
さっきの写真のアップです。かわいいです。
自然の熱を活かしながら、人間と馬が共生できる事業。
素晴らしいなと感動しました。
八幡平市の新たなものを生み出そうとする息吹を感じた1日でした。
帰りに立ち寄ったサラダファームさんのアルパカたち。
夫婦に見えますが、どちらもメスです。
サラダファームさんでは、冬の間、7種類のいちご摘み体験ができます。
朝摘んだばっかりのいちごを買って帰りましたが、粒が大きく甘くてジュー
シーでとても美味しく、ふるまった皆さんに好評でした。